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【おもしろ実験】ベビーオイルでぶくぶくマグマ!

ぶくぶくマグマ

☆できるまでの目安:5分

用意するもの

ぶくぶくマグマ 用意するもの

  • ベビーオイル(食用油でもいいです)
  • ペットボトルかプラスチックコップ
  • 食紅(しょくべに)
  • 発泡入浴剤(はっぽうにゅうよくざい)
    【色がないもの、粉タイプより固形の方が良いです】

実験方法

まず、ペットボトルに水を100~150mLほどいれます。大体で良いです。

他サイトでは、お湯を使っているところが多いですが、

水の方が反応がゆっくりになり、のんびりながめて実験できるので、

1回目の実験では水で行うことをオススメします。

水に食紅を加えます。

水をかき混ぜて色が落ち着いたら、ベビーオイルをふちに沿って加えます。

(水に直に注ぐと、水と油の境目にちいさな泡がたくさんできて、実験が見にくくなるのを防ぐためです。)

ぶくぶくマグマ 水と油
液のゆれが落ち着くまで待つ

上のように、水と油がきれいに分かれ、水のゆれが落ち着くまで待ちます。

最後に、発泡入浴剤を入れます。

これでおしまい! 後はながめるだけです!

実験中は絶対にフタをしめないでください。破裂のおそれがあり、非常に危険です。

↓の動画のように、光を当ててみるとさらにきれいです。

 

どうして色水が上下するの?

まず、色水が下に油が上に分かれるのは、水と油がなかが悪く、混ざり合わないからです。

油汚れが水で落ちにくいのはこのためです。

詳しくは、↓のページに洗剤の話が書かれています。

 

また、油の方が上にあるのは、水が重たく、油が軽いためです。

今回はベビーオイルでやっていますが、食用油で行っても同じ結果になります。

 

発泡入浴剤を入れると、二酸化炭素(にさんかたんそ)という空気が発生します。

空気は軽いため、上にいこうとしますが、この時に近くにある色水をまきこんで、泡となって一緒に上がります。

ベビーオイルより軽い泡は一番上までたどり着きますが、ある程度時間がたつと、

他の泡と合体したり破(やぶ)れたりして、色水だけ残ります。

色水は油よりも重たいので、下に落ちていきます。

これが色水が上下する理由です。

 

よ~く見てみると、上がっている色水よりも、落ちている水の方が少し大きいことも分かると思います。

 

また、水ではなくて、お湯(40度~60度)で行うと、

発泡入浴剤との反応が高まり、泡の出るスピードが上がります。

たくさん上下する反面、細かい泡が多いので、見にくくなる可能性もありますが、

変化も楽しみながら、何度か実験をしてみると楽しいと思います。

水の温度だけでなく、水やベビーオイルの量も変えてみても面白いです。

ぜひ、やってみてください。

 

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Dちゃん

理科教員。幼児~小学生が楽しく科学するための実験を紹介しています。お家の方、ぜひお子様の「?」の世界を拡げてあげてください。 あぶないものは少ないですが、実験は大人の人と一緒にやるようにしてください。

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