☆完成のめやす:5~10分
用意するもの
- 1リットルの牛乳パック
- はさみ
- 布テープ
作り方
牛乳パックの底にはさみを差しこみ、穴をあけます。
続いて、上部にある折り目の線にそって、牛乳パックを切っていきます。
切った上部のところに、布テープを巻き付けていきます。
布テープは半分だけ牛乳パックにかかるように巻こう!
8~13周ほどまき付けたら、テープを切ります。
次に、四すみのテープの部分だけ、はさみで切り込みをいれます。
切り込みを入れ終わったら、内側におりこんでいきます。
今度は下のほうにうつります。
下から5cm前後の切り込みを四すみにいれ、内側に折り込み、テープで固定します。
これで完成です!!
飛ばし方
いよいよ紙飛行機を飛ばします!
テープがはってある方が前になります。
投げ方は、画像の①~④の順番になるように、飛行機が回転するようなひねりを加えます。
ひねりを加えながら、身体の横から投げていきます。野球でいうサイドスローのような投げ方です。
回転を加えないとすぐに落ちてしまいますので、投げ方になれるまで、ちょっと苦戦するかもしれません。
この飛行機の最高飛行記録は25mを超えています!
小中学校のプールのはじから投げて、向こう岸までたどり着くぐらいのきょりです。
テープの巻き数や後ろの切り込みの長さによって、飛ぶきょりにちがいが出ます。
後ろ切り込みを内側に入れずに、切り落としても面白いと思います。
一度作ってみたら、自分なりの方法でアレンジして、より遠くに行く牛乳パック紙飛行機を作ってみてください。
なんでこんな形で飛ぶの?
この飛行機は『ジャイロ効果』とよばれる仕組みを利用しています。
ジャイロ効果とは、ざっくりいうと、回っている物の中心をじくに、物が回転をしていると、その状態をキープしようとするはたらきです。
ぶれることなく進む。これが牛乳パック紙飛行機がよく飛ぶ理由の1つです。
よくある紙飛行機は、飛んでいる途中で頭がおっこちてきたり、つばさのバランスをくずして
空気の抵抗を大きく受け、落ちてしまいます。
この牛乳パック紙飛行機は、中が空どうであり受け流すことができるため、
より安定した状態で跳び続けることができます。
牛乳パック紙飛行機と同様に、炭酸のペットボトルを輪切りにすることでも作ることができますので、
もしお家にある人は、試してみてください。
ただし、ペットボトルの切り口はするどく危ないので、必ずお家の人と行ってください。
中高生以上の方むけに、もう一つの理由も次ページで紹介します。