もう一つの原理 空気圧と反作用
そしてもう一つ、空気を味方にする推進(すいしん)力というものがあります。
ジャイロ回転をしているとき、まわりの空気も回転しています。
回転しているため、遠心力が働き、中心部分は低気圧、円周部分は高気圧状態になります。
空気はより低気圧のところに流れ込んでいきます。
ながれ込んでいった空気は、牛乳パック紙飛行機のすぐ後ろの空気の塊にぶつかります。
ぶつかった時に作用反作用の関係で、前に進む推進力を得ることになります。
これにより、前に進む力を与えられることによって、より遠くへ飛ぶことができるのです。
参考・出典
静岡県総合教育センター 論文:回転円筒体の飛行